ソウル半導体、米Kマートに特許侵害訴訟を提起

ソウル半導体(代表:イ・ジョンフン)は11日、米国カリフォルニア連邦裁判所に、子会社ソウルバイオシスの発光ダイオード(LED)関連特許を侵害した米国Kマートに対する特許侵害訴訟を提起したと発表した。
Kマートは年間売上高30兆ウォン、1千店余りに及ぶ店舗を有する大手グローバル流通会社である。
ソウル半導体は、Kマートで販売されているLED製品が、自社の高演色性の実現および蛍光体の組み合わせ、マルチチップ実装、LEDエピ層の成長およびチップ製造、全方向性(オムニディレクション)LED電球、ならびにアクリッチMJT技術に関する特許など、ソウル半導体が原天技術を保有するLED製造関連の中核特許8種を侵害したと明らかにした。
ノーベル物理学賞受賞者の中村修二教授のLED関連特許や、スティーブン・デンバース碩座教授が開発したLED関連特許も今回の訴訟に含まれた。
ソウル半導体は今回の訴訟で、法律事務所レイサム&ワトキンスのローレンス・ゴッツ氏を主任弁護士に選任した。ローレンス・ゴッツ氏は、訴訟分野の専門評価機関から幾度も最高の特許訴訟専門家に選定されたことがある。
最近行われた日本のレンズ企業エンプラスとの特許訴訟でも、エンプラスがソウル半導体の特許を故意に侵害したという判決を勝ち取り、訴訟を勝利に導いた。
ソウル半導体は今年、日本のレンズ製造企業エンプラスを相手取り、特許の故意侵害および400万ドル(韓貨44億2千万ウォン)の損害賠償判決を得た。
子会社ソウルバイオシスもまた、今年、米国の紫外線(UV)硬化機メーカーを相手取って提起した訴訟で、特許侵害の判決により勝訴した。
先月には、ジカウイルスを媒介する蚊を捕獲できるバイオレズ技術を侵害した米国のUV捕虫器製造会社を相手取り、特許訴訟も提起した。
バイオレズ技術が適用された捕虫器は、最近ジカウイルスにより深刻な被害を受けているシンガポールなどの東南アジア諸国に供給されている。
ナム・ギボム ソウル半導体中央研究所長は「現在製造・販売されている多くの特許侵害製品について、侵害企業に対し積極的に訴訟を提起していく」とし、「いったん訴訟を始めれば、最後まで正義を実現する」と強調した。